2016 Spring Vol.032

教えて!石井さん 使えなくなってからでは遅い!新しい冷蔵庫が欲しい!

10年前と比較すると、どのメーカーの冷蔵庫も使い勝手が大きく向上しています。主婦目線による家電レビューの第一人者・石井さんに冷蔵庫選びのコツを聞きました!

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文/家電プロレビュアー:石井和美

文/家電プロレビュアー:石井和美気になった家電は家で試さないと気がすまないので色々お借りしていますが、おかげで家の中がダンボールだらけになっています
http://kaden-blog.net/

(1)冷蔵庫の買い換えはいつが目安?

毎日使う冷蔵庫は、故障してから探すと「今日中に配達できるもの」から選んでしまいがち。本当に欲しい冷蔵庫を買うなら、早めに検討を。特に10年経過したものは、修理より買い換えがオススメです。

(2)いまどきは大容量!※

最近はたくさんの食品が保存できる大容量タイプの冷蔵庫が人気です。各社とも、冷却ユニットの小型化や、断熱構造の改善などの工夫を凝らしており、今までの冷蔵庫と同じ横幅の設置スペースに、より大きな容量の製品が置けるようになっています。まとめ買いの多い家庭ほど最新機種が魅力的です。

比較イラスト

例えば三菱の2006年の売れ筋モデルだった「MR-G45J」は448L。同社の最新の「MR-WX61Z」は、同じ横幅68.5㎝でなんと605L。容量が157Lも増えています。大容量タイプには食品をたくさん入れることになるので、鮮度が長持ちし、自分が整理しやすいと感じる製品を選んでください

※:5月から冷蔵庫のJIS規格が改正されます。国際規格との整合性を図るためで、消費電力量の測定方法や、内容積の定義が変わります。5月15日以降、古いカタログと最新のカタログで単純比較がしづらくなるのでご注意ください

(3)大きい冷蔵庫のほうが電気代は安い!?

容量が大きいからといって、一概に電気代が高くなるわけではありません。むしろ、実際には逆なのです。300L前後の小さなモデルよりも、最新の機能性能が詰まった500L以上のモデルの方が、年間消費電力量は少ないのです。

(4)10年前の冷蔵庫と比較するとこんなに違う!

例えば、10年前に販売されていた日立の465Lタイプ「R-SF47VM」は、年間消費電力量610kWh/年。最新の730Lタイプ「R-X7300F」は、220kWh/年。容量は265Lも増えたのに、消費電力量は半分以下。最新冷蔵庫は容量アップだけでなく、電気代も激安なのです。

冷蔵庫の達人に聞く!

大型冷蔵庫の現行モデルは、各社が特徴を打ち出しています。例えば、日立やパナソニックは野菜の長持ちに力を入れています。三菱はお肉やお魚など食品に合わせて温度帯を変えて鮮度をキープ。シャープは冷凍室の大きいビックフリーザーが注目です。家族構成や買物頻度、食生活のパターンなどを考慮して選んでください。冷蔵庫は24時間365日通電しています。省エネ性能のチェックも忘れず

佐藤智章 SMD(スーパーマーチャンダイザー)

ヤマダ電機で冷蔵庫の仕入れを一手に引き受けるベテランバイヤー

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