カタログからすぐ分かる!炊飯器の基礎知識
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加熱の仕方や容量、内釜の種類など、メーカーや価格帯などによって、実にさまざまな種類の炊飯器があります。それぞれに特徴があって味や食感も違いますが、カタログを見ても、どこをどう見れば良いか分からない人も多いでしょう。
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そこで、炊飯器をえらぶ上でまず知っておきたいポイントとして「加熱方式」「炊飯容量」「内釜」の3つをチェック。カタログの見方を通して紹介しましょう。
Check points 1
味を左右する炊き方の違い
加熱方式には大きく「マイコン」と「IH」の2方式があります。最近はIHが主流で、圧力やスチーム、真空効果を加えたタイプがあり、ハイエンドモデルでは圧力IHに真空やスチームを併せ持った製品もあります。
Check points 2
家庭に合う容量をえらぶ
炊飯容量には、3合/3.5炊き(0.54L/0.63L)、5.5合炊き(1.0L)、8合炊き(1.44L)、1升炊き(1.8L)などがあります。家族構成や食べる量に合った容量をえらびましょう。多めに炊いて冷凍したりお弁当に使うなどのライフスタイルも考慮するのがコツです。
Check points 3
炊きあがりが変わる内釜えらび
内釜はお米に熱を伝えて美味しさを引き出す重要な役割を持っています。このため、各メーカーとも素材や形を吟味し、こだわりと特色を出しており、どの内釜が一番美味しいとは一概に言えません。分かりやすい目安の一つは釜の「厚さ」です。厚みがあるほど発熱量が増えて火力が高くなるためです。