1. 新製品の発売日をチェックしましょう
増税分を節約し、さらに安く購入しようと思うのならば、新製品に切り替わったモデルが狙い目。旧モデルが在庫処分価格で安くなっている場合があります。特に、冷蔵庫、エアコン、洗濯機といった大型生活家電はモデルチェンジが一年に一回しかないので、発売日をチェックしてみてください。パソコン、デジタルカメラ、ビデオカメラもこの時期にモデルチェンジします。新モデルと旧モデルの機能・性能を比較して、自分に合った商品をえらびましょう。
2. まとめ買いを相談しましょう
“まとめ買い”がオススメです。お店によっては、まとめ買いすることでポイントアップや値引きなどのサービスがつく場合があります。特に、4月から新生活する人はこの機会にまとめて買うことをオススメします。コンシェルジュなど店員さんに相談してみてください。予算の中で自分に合った商品、自分では気づかなかったお得な商品を選んでくれますよ。

3. お気に入りの商品を探しましょう
最後にもう一つアドバイスを。安さだけに惑わされないようにしましよう。昨年秋以降、価格が高めの家電の売れ行きが伸びています。長く使うのだから高くても質の良い商品を買おう、という人が増えているのです。店員さんに相談したり、店頭で実物に触ったりしてじっくり吟味し、自分に合った商品を選ぶことが大切です。結局、お気に入りの商品を見つけることが、最もお得なお買い物となるのです。
「家電が欲しい」がダントツ
全国の消費者100人に、消費増税前に購入したいものを聞いたところ、「家電」と回答した人が30%と最も多くなりました。毎年進化を続け新商品が続々登場する家電は、買い替えのタイミングが最も難しい商品です。そのため、消費税が上がる前に買い替えようという人が多いのです。では、どうすればもっとお得に買えるのでしょうか。家電コンサルタントの得平氏にアドバイスしてもらいました。

今使っている製品とお店で売っている製品に どのくらいの機能・性能差があるのかをしっかり把握しておきましょう!
洗濯機
節水・節電性能が格段に進化しています。数年前のモデルに比べて50L以上の節水になっているモデルもあります。ドラム式洗濯乾燥機は縦型に比べてもともと節水ですが、ここ数年で電気代を含めてさらに省エネになっています。モデルによっては、年間ランニングコストが2万円近く削減されています。

冷蔵庫
ファミリータイプの451~500Lの場合、10年前のモデルの年間電気代は1万5000円前後ですが、2013年モデルは5000円前後。1万円以上の差になる場合があります。また、大型冷蔵庫の中には、10年前に比べて容量アップしているモデルも多くあります。

テレビ
なんと言っても、大型サイズを手に入れやすくなったことが最大の変化です。2005年頃には32型の液晶テレビは20万円もしていましたが、現在では60型で20万円、40型で10万円という掘り出し商品もあります。

エアコン
冷蔵庫同様、エアコンも10年前のモデルと比べると電気代が大きく削減されています。基本性能の向上により年間電気代が下がっているほか、各種センサーで部屋の状態や人の動きなどを見張ってエコ運転したり、空気を循環させて効率的に室内を冷暖房するなど、メーカー各社は電気代の削減にさまざまな工夫を凝らしています。

パソコン
2001年に発売されたWindows XPのサポートが4月9日で終了します。インターネットのさまざまな脅威から自分および家族を守るためにも、最新パソコンへの買い替えがオススメ。

コレを買ったらアレも忘れずに<まとめ買いチェック表>
